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乗鞍高原の四季

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乗鞍高原の夏は短いです。
7月20日前頃に梅雨が終わると、きらきらした夏の日が高原を照らします。
宮の原の県道沿いにある「御池」では長野県絶滅危惧群落に指定されているジュンサイが小さな白い花を池を飾ります。
また高原中の池で、シベリア奥地で繁殖するため日本ではなかなか見ることが出来ない「マガモの雛たち」の愛らしい姿を眺めることが出来ます。

高原では、カラマツソウ、ハンゴンソウ、マルバブキタケの花々が咲きます。その中でもノリクラアザミなどのアザミ類やヤナギランなどは一の瀬牧場やスキー場など開けたところで大量に咲き誇ります。

花は高原だけでなく乗鞍岳一帯で高山植物の花々が7月から8月にかけて咲きます。コマ草も登山道沿いで可憐な花を見せてくれます。乗鞍岳に行かれるときは高山植物図鑑を持って行かれると楽しみが倍増します。
※乗鞍岳では道路沿いや登山道沿いに緑色のロープが張られています。このロープは皆さんが疲れたときのためではなく、高山植物保護のために立ち入り禁止を示すためのロープです。看板がないからとロープの外に立ち入ることなどは絶対にしないようにしてください。

乗鞍岳はマイカー規制により道路沿いでも高山植物が少しずつ回復してきました。道路沿いで河原のようになった裸地も、よく見ると石の間から高山植物の芽生えを見つけることが出来ます。
山頂台地の「宝徳霊神」バス停からアルプスの風に身をまかせながらのんびり歩いてください。天気の良い日は穂高連峰から槍ヶ岳、そして遠くには浅間山の噴煙を眺め、道路の外には可憐な花に埋められたお花畑を眺めて極上の時間を過ごせます。
山頂台地が昔のように高山植物の花に覆われるのには長い時間がかかるでしょうが、いつか今以上の夢のような場所を散策することが出来るようになるでしょう。

マイカー規制による新しい楽しみに、高原から自転車で走る人たちジョギングを楽しむ人たちや、風景写真や花の写真を撮る人たちの姿を多く見られるようになりました。

8 月の最終日曜日は全国的に有名な「乗鞍マウンテンサイクリング大会」が開催されます。毎年4000名ロードレーサーが鈴蘭地区にある乗鞍観光センター前か ら標高差1300m距離23キロ先の岐阜県境のゴールを目指して疾走します。優勝者はだいたい1時間ぐらいで登り切り、多くの選手は1時間半ぐらいで登り ます。
サイクリングの大会が終わると高原には秋の風が流れ出し、薄紫色のマツムシ草が気がつけば風に揺れています。乗鞍岳ではチングルマの白い綿毛が風にそよいでいます。

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